出版社内容情報
人気漫画家が綴る、爆笑子育て応援エッセイ。 親の使命は、わが子をサルから人間にしてやること。悪ガキ育ての醍醐味から、公園ママ批判まで、育児の悩みが笑って吹き飛ぶエッセイ。 最近、やたらと地震が多い。大地震が東京を襲うと言われ続けて久しいが、来たる世紀末へ向けての序曲なのか、小さな揺れが起こるたび「いよいよ来るか」と、どこかで腹をくくっている感のある東京人である。また、中年離婚、女子高生売春、若い男性の間での美容ブームなども、世紀末現象と呼ぶにふさわしい事象かもしれない。これらの背景にあるのは、自由とたくましさを身につけた女性たちの姿だ。わが子と同じキティちゃんグッズを楽しむママたちは、良くも悪くも一世代前の母親たちが持ちえなかった爛漫さがある。本書は、そんな若きママたちに読んでほしい子育て応援エッセイ。ビービーと泣き叫び、一秒後の行動すら予測不可能、ウ○チまみれの生後数年間は、誰しも一度は産んだことを後悔するもの。しかし、そんな戸惑いや不安が、いつの日か果てしない喜びに変わる日が来るのだと体験者である著者が語る。おなじみの筆致に爆笑しつつ悩みも吹き飛びます。
内容説明
親の使命は子どもをサルから人間にしてやること。ギャーギャーわめいて1分たりともじっとしていないわが子を尻目に、「私、まだまだ遊びたかった」なんて言ってるお母さん、ギブアップするのはまだ早い!今のとまどい・不安・怒りが、果てしない喜びに変わる日が必ず来るのだから。悪ガキ育ての醍醐味から、公園ママ批判まで、笑っているうちに子育ての悩みが吹き飛ぶ痛快エッセイ。
目次
1 正しい子育てはまず夫選びから
2 お子様はなぜキケンが好きなのか
3 お子様たちの密かな愉しみ
4 「子供は純真」なんて誰がいった
5 母親になりきれないママたち
6 くたばれお子様業界
7 育児は下ネタの宝庫です
8 お子様の楽園―フィンランド