出版社内容情報
20世紀の「騙しや」共産主義の正体を暴く。 二十世紀は世界がいちばんひどく共産主義に騙された時代である! その「騙しや」の正体を事例に基づき明かした、著者渾身の評論。 「世の中には人を騙すことを本務としているような奴等がいっぱいいる。われわれはいつも気をつけて警戒しているのだが、時として引っかかることもある」(本書「人間性を見つめて考える」)。そのなかでも、手練手間の限りを尽くし、大仕掛けに網を打ち、二十世紀の世界をいちばんひどく騙したのが共産主義と社会主義である、と著者はいう。本書は、その「騙し屋」の手に二度と引っかからないように、日本社会党(現 社民党)、日本共産党、マルクス、レーニン、スターリンを俎上に上げて、共産主義、社会主義の実態を見定め、その騙しの手口を解き明かした、痛快評論である。また、本書のなかで著者が、人間の権力欲がもっとも極端に達してできたのが共産主義権力であり、その実態を知れば知るほど、権力本能の怖ろしさに慄然とすると述べているように、本書は、共産主義、社会主義の研究書であると同時に、人間性の研究書、人間の権力欲の研究書でもある。
内容説明
「世の中全体を騙してやろうと、手練手管のかぎりを尽くす悪人どもの場合、とてつもなく大仕掛けに網を打ってくるから、時としてこちらも本当かしらと思わされてしまう。この社会的欺瞞として最も規模の大きなのが、社会主義であり共産主義である…。」二十世紀、人類がしてやられた社会主義、共産主義の手の内を解き明かし、人間の本質に迫った痛快評論。
目次
第1部 世紀末、政治の転換点で考える(社会党終焉の構図;共産党に見る人間性の研究)
第2部 共産主義に躍らされた二十世紀(マルクスの「情念」;レーニンの「独創」;スターリンの「特性」)
第3部 二十一世紀へ向けての見方・考え方(現実即応の実証主義の時代)
感想・レビュー
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