出版社内容情報
背の高い男がモテたり、親が我が子を可愛がるのは、すべて遺伝子のなせるわざ\ いま話題の「利己的遺伝子論」をやさしく解説する。
内容説明
遺伝子を通して見れば、人間の行動の不思議もすんなりナットク!遺伝子は肉体を借りて人間をあやつる陰の主役なのだ。進化論の基礎から利己的遺伝子説まで、話題の最先端生物学をやさしく解説。
目次
1 天はサルの上に人を造らず―進化論再検証
2 なぜシンカを起こるのか?―突然変異と遺伝子
3 本能とはかくも恐ろしきものなり―動物達の生き残り戦略
4 ダーウィンの置きみやげ―血縁淘汰説
5 誰のために恋するのか?―利己的遺伝子説
6 「本当の恋」って何だろう?―遺伝子で解く恋愛論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨンデル
2
リチャード・ドーキンス、利己的な遺伝子の解説本です。利己な的な遺伝子がより深く理解できる本です。利己的な遺伝子をもっとよく知りたい人は読むとよいです。2023/03/15
圭
2
【再読】ダーウィンの進化論やドーキンスで有名な利己的遺伝子論が、一般向けに遺伝子や自己複製子など基礎からわかりやすく書かれた本。動物行動学的見地から、様々な動物の生態の実例が紹介されている。「性善説や性悪説では、人間を語ることは出来ない。動物の自己犠牲的で、利他的な行動の進化を説明する血縁淘汰説などの社会生物学やドーキンスの説は誤解されやすい」には同意。「恋する遺伝子」等、人の行動や心理のどこまでが遺伝子の影響かはまだ不明な点が多い仮説だけど、人間というものを考える上で、進化心理学も観点として面白いです。2013/12/13
もふ子
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★★★★☆*生物というのは、あくまで遺伝子の乗り物*恋をする遺伝子によって生き物は恋をするようにプログラムされている*浮気型、誠実型のオスメスがいるけど、それぞれがいい感じにバランスを保って存在している*イケメンが持てる理由は新型だから?*美人が持てる理由は、ハンサム、すなわち、モテる子孫を残しやすいから?➡︎自分の恋愛経験と照らし合わせると、面白いかもw2017/01/25