出版社内容情報
松下幸之助は、その生涯に多くの人と出会い、様々な影響や感銘を与えてきた。本書は多くの人の心に残る、感動のエピソード集である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっち
1
松下幸之助経営のエピソードは色々なところで読んではいるが、1ページほどにまとめられた文章だとインプット項目が整理される。「ラジオの特許を無償で公開」(P98)したエピソードは昔から知っていたが、あらためて商品開発の原点が詰まっているのではないかと思った。我慢強い交渉によりその若い発明家から大金で買い取った特許を翌日の新聞で無償公開すると発表。「こういうものは業界みんなで使うべきもの。業界の発展のために使われるべきだ」という考えからの行為だった。その後ラジオ業界が発展しているのはこの特許公開からなのである。2014/08/24
ナウラガー_2012
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在庫をかかえる:魚屋を見て来い!魚は今日のうちに売りさばかないと明日は半値になる。売れる見通しをしっかりつけて仕入れする/(上の者の欠点にこだわって反抗したのでは正しくても大成しない)秀光になるな。(良いところをみて対処する)秀吉になれ!/換気扇の販売に苦戦していたころ、「大阪の一番高いところで会議をしてみたらどうか?」⇒「(換気扇のついていない)家がずいぶんならんでいるなぁ」⇒やがて換気扇の付いていない家の方が珍しくなくなった..2012/11/24