内容説明
2億人の命を救った男を育んだものは、小さな自然あふれる故郷と愛する芸術だった―。「ノーベル生理学・医学賞」受賞記念!世界的科学者が自身の原点を綴った感動のエッセー集!ストックホルムでの受賞講演を単行本初収録!!
目次
ノーベル賞受賞講演 自然が答えを持っている
第1章 絵のある病院(版画;芸術文化の拠点として ほか)
第2章 ふるさとは構想を練る場(痛恨の一瞬;薩摩への旅 ほか)
第3章 真の科学立国のために(歴史に思う;車中にて ほか)
第4章 夢を持って、生きる力に(美術は私の自由時間;人生を豊かにする情操教育 ほか)
著者等紹介
大村智[オオムラサトシ]
薬学博士・理学博士・北里大学栄養教授。1935年山梨県韮崎市生まれ。学校法人女子美術大学名誉理事長、韮崎大村美術館館長。微生物の生産する天然有機化合物の研究を専門とし、北里研究所・北里大学での50年以上の研究生活を通して約500種類の新規化合物を発見。うち26種類が医薬、動物薬、研究用試薬として実用化され、感染症などの予防や撲滅に貢献、2015年、多くの寄生虫感染症の特効薬となるイベルメクチンを共同で開発した米国メルク社のウィリアム・キャンベル博士と共にノーベル生理学・医学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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