出版社内容情報
58歳での再婚、川柳との出会い、自分を見守る「巨きな力」。いつも全力で駆け抜けてきた著者の心の折々を綴ったエッセイ。
内容説明
「小さな頃から何者かによって生かされているという感覚が離れない。偶然と人が呼ぶ出来事も私にとってはすべて必然なのである」―辛酸をなめた小学校時代、17歳での嫁入り、川柳との出会い、58歳の再婚…自らの人生を必死で生き抜くうちいつしか女流歌人は自分を導く「巨きな力」に気づき、深い感謝の念を捧げるのだった。時に厳しく時にユーモラスに語りかける感動のエッセイ。
目次
第1章 さようなら心をこめて怨こめて
第2章 何だ何だと大きな月が昇りくる
第3章 男に懲りて女に懲りてめぐり逢い
第4章 答えはいつも生きていたいという汽車だ