出版社内容情報
人は恋することによって生きる苦しさを知る。真の愛の姿とは。永遠の恋はありえるのか……。恋愛を通して人間存在の矛盾を説いたベストセラー、待望の文庫化！
内容説明
人は恋をして初めて、人生の喜びと悲しみを知る。自分の力ではどうにもならないことがこの世に存在することを悟るのである。いったい真実の愛とはどういうものか。永遠の恋はありえるのか。また、男が生きるとは、女のしあわせとは…。加藤諦三が「恋愛」をテーマに、人間存在の矛盾と生きることの厳しさを力強く綴ったロングセラー、待望の文庫化。
目次
二つの自覚
激しく燃える恋、遂げられぬ恋
男が「生きる」とき
孤独なる闘い
真実の愛の姿
愛の永遠性
人間の矛盾
戦う男の求める女
“前向き”に歩く
恋を知らない女
片想い
一夫一婦制を考える
悲恋こそ真の恋
男の恋
戦う存在〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミランダ
2
微妙な本だった。「恋愛」「男」に対して嫌気がさした。自分はここでいう「女」には到底及ばないなと思った。「メス」止まりだなと。理想のため戦う男の原動力・理解者となりえた女が「愛する」「愛される」となるみたいだけど、難しいよねこれ・・2014/02/09
amss
1
覚悟して読まないと落ち込む。内容的にはちょっと女性蔑視的なところを除けば、素晴らしいと思う。愛について、普段認めたくないことを眼前につきつけられる感じです。2013/04/25
ロッシ
1
この本には、なかなかの毒がありますね。食欲が無くなる感じです。2012/06/13
saki
0
2000年4月29日読了2002/01/01
nekosuzu
0
自分にとってはあまり内容があるとは言えなかった。
