出版社内容情報
就職するのに本当に必要なのは、会社訪問のマニュアルではない。社会人になるという現実から逃避せず、自分を見つめよ加藤諦三が悩める大学生に贈るメッセージ。
内容説明
就職活動にマニュアルはいらない。必要なのは、自分が社会人になるという現実から逃避せず、自分をもう一度見つめ直すことだけだ。本書は、加藤諦三が就職に悩む学生たちに贈るメッセージ。企業研究・会社訪問の前にぜひ読みたい一冊である。
目次
第1章 こんなタイプは職業選択で失敗する
第2章 なぜ社会に出ることにためらいを感じてしまうのか
第3章 自分のやりたいことは何か
第4章 心理的離乳のできていない人に就職はできない
第5章 会社を選ぶということは自分を選ぶことだ
第6章 向き、不向きをどう考えればよいか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsuya Momotake
1
良書。職業に対する知識などなくイメージがあるに過ぎない。社会をこき下ろす人間は社会から逃げているに過ぎない。父の書斎が無いのに子の勉強部屋があるのが当然と思う感じ方で社会に出られたら、社会の方はたまらない。たった一つの職業にしか向いてないなどということは有りえない。大手に自分の発展を願って行くのなら良いが、保護を求めて行くのならやめたほうが良い。相談は100万回しても決断には至らない。あなたを職業で評価するのは親しい人ではなく、関係の薄い人だ。人生で最も大切なことは自分を頼りにできるようになることだ。2015/03/29
shredpod
1
あたりまえのことをしないでただ無駄な努力をしている人がいる。「私は困難に直面した時には、できることがあればそれをやる。できることがなければそれを忘れることだ」。//いつも人任せだと自立できない。会社の名前で安心するより、どんな会社だったら楽しめるか考えた方がいい。2009/11/13
yasuhiro
0
古い本だけど、今読んでも色あせない良書。何を以って幸せとするかよく考えさせられた。2014/09/28
寺内町亭小天狗
0
就職活動は、今後の自分の人生で最も重要な生活活動です。社会人になるということは、お客様や接する人に不愉快な思いをさせないことにある。また、運良く就職できても精神的失業者のような働きをしている人も多からず。就職活動をしている現在の学生や社会人となって今の仕事(職種)に疑問を抱いている方に、是非とも読んで何かを学んでもらいたい一冊です。自分の仕事に誇りを持っている方は、精神的失業者にはならない。常に前向きな姿勢で、仕事に取り組んでいると思います。あなたは、どうでしょか?
バジンガ
0
時々、読み返します。仕事をしていても精神的失業者にならないようにしたいです。2012/03/06