出版社内容情報
危機をのりきる発想法とは何か? 危機シフトの人事管理、危機対処の組織管理とは。いち早く警世の筆を執った著者が、迫真の実例を駆使して実践論を展開する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
23
不決断は誤判断よりも悪いという言が染み入りる。非常事態においては、1か0かの二択を時おかずして、決めていかないといけない。もちろん致命的な判断も含まれる。挽回できる範囲においては、一旦判断を下し、早く誤った判断に気づていて修正していくのが望ましい。ハラキリ=一種の責任逃れという考えにも共感。2021/04/27
kmiya3192
2
危機管理のノウハウをその発想法から始まり人事管理、指揮命令系統、交渉術、組織管理、兵站補給の観点から語る。ナポレオンの盛衰、中国におけるマカオ事件、日露戦争での児玉源太郎、太平洋戦争での硫黄島での悲劇。それぞれにおける良い点、悪い点を洗い出し何が欠けていたのか。どうすれば良かったのかを示唆する。特にマカオ事件ポルトガルの人事、命令系統のミスなどは参考になる事例である。太平洋戦争での日本海軍の見誤り、おごりなど現代に通じる教訓である。2020/03/09
α0350α
2
シリーズ第2段は組織や人事・交渉の話でしたか。カジノの話や兵站の話が面白かったです。30年前の本だとさすがにちょっと古い感じがしますね。ゴウ・ダッチ。2013/03/20
shiaruvy
0
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