出版社内容情報
緊張感増す中台関係、北朝鮮の崩壊、・$5482・小平亡き後の中国情勢、香港返還を巡る思惑。97年に向け激動する東アジアの危機を読みとく。
内容説明
本書は、いま大きく基本路線の転換期にさしかかっている中華人民共和国の行方を検討するために、野村総合研究所のリチャード・クーと長谷川慶太郎の長時間にわたる対談をまとめたものである。平成七年一二月号の『Voice』で、同じテーマで対談を行った後をうけ、さらに両者が互いに自分の考えを示した文書を提示し、それに基づいた主張を展開するという形をとった。
目次
第1部 迷走をはじめた中国(アジアにおける冷戦の終焉;アジアの時限爆弾)
第2部 高まる危機と日本の決断(どこへ向かうアジア、どこへ行く中国;アジアを震撼させる中国の二つの選択肢;さまよえる台中関係;緊張増すアジアで日本は何をすべきか)
-
- 和書
- 封印された科学実験