内容説明
競馬は調教師、騎手、厩務員だけではできません。装蹄師も大事な役割を担っています。馬の蹄がいかにその馬の肢勢(しせい)に合っているか、また蹄鉄がその馬の蹄に合っているか、それによって走りが変わってきます。すぐに落鉄をするようでは馬は全能力を発揮することはできなくなります。馬の脚元をつくる装蹄師の仕事と厳しさ、そしてレースをするうえで、いかに大切な仕事なのかを、この本によって皆さんに知っていただければと思います。
目次
前章 トウカイテイオーとの日々
第1章 三人の師―修業時代
第2章 淀の夏地獄―独立開業時代
第3章 装蹄師という仕事
第4章 競走馬の「なくて七癖」
第5章 二千頭と四千人
第6章 名馬の脚と蹄
第7章 「ガラスの脚」との闘い
第8章 馬すべてが教師
第9章 蹄と向き合う―故障と事故
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