内容説明
20世紀とは、いかなる時代だったのか。試行錯誤の時を終え、今こそ、世界、そして日本は足許を見すえなければならない。森本哲郎が地球を歩き、そして考えた、世界と日本の未来は?
目次
第1部 世紀末・地球を歩く―日本から遠く離れて(幻想と理性と―オランダ紀行;ロッキー山中で考える―カナダ紀行;アドリア海のほとり―イタリア紀行;ベルリン一九九一年―ドイツ紀行;黄金の夢―サハラ紀行;四十年の足音―アメリカ紀行;曇った真珠―スリランカ紀行;プラハの“夏”―東欧紀行 ほか)
第2部 世紀末・日本を想う―地球を旅して(どこかで歯車が…;孔子のささやき;エートスを読む;民族の視線;都市の悩み ほか)