出版社内容情報
『女の子の躾け方』の著者が、東宮侍従としての経験と、聖心女子学院の教壇に立つ教育者としての自らの抱負に基づき書き下ろした、愛と信念の“心の育児書”。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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1986年刊行された本著だが、教育の根幹や本質、人の在り方。令和の今になっても全く変わらないことに改めて気付かされた。情報過多社会になって久しいが、変わらないことはあって新しければいいってもんじゃない。価値観は人それぞれだけど私はそう思った。子供を育てるということ。親であるということは自覚を持つと震えが来るほどの重大な責任を孕んでいる。その震えを大切にしようと感じた。子を育てる私たちは常に子の手本とならなければならない。背筋を伸ばして、さあ、向き合うべきはまず自分だ。2022/06/14