内容説明
躍進する農業法人が取り組んだ実践の記録。
目次
1 鈴生―モスも認めた「メーカー」スタイルのレタスづくり
2 サラダボウル―元金融マンが農業でくり返した「挑戦と失敗」
3 舞台ファーム―農業の「コンビニ化」で売上100億を目指す
4 こと京都―中国産は敵にあらず。九条ねぎで2000億市場にチャレンジ
5 六星―お餅から惣菜・弁当まで、ブランドを使い分けた巧みな6次化
6 早和果樹園―6次産業化によるみかんのビジネス化に成功
7 野菜くらぶ―野菜の値段を「自分で」決めるための挑戦
Epilogue 比べてみると農業のビジネス化のポイントが見えてくる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨムヒト
10
農業を組織だって実施する時、農作物を卸売市場で販売する場合、市場リスクに晒される。値決めをコントロールすることが重要。そこに6次産業化やブランド化が有効となる。仮に値決めをコントロールできるのであれば、生産だけで十分という考えもある。サラダボウルは基本的にトマト栽培の1次が中心。舞台ファームは個人農家で卸売市場からスタートし、個別の契約農家となり、加工用カット野菜事業を開始し、さらに難易度が高い生食用カット野菜事業を推進し、さらには季節性をカバーする為、事業地域を面的に広げている状況。2025/01/09
かりんとー
7
(図書館)レポート用。農業の法人化に成功した7社のインタビュー。成功例を見せて、ビジネスに誘い込もうという本です。正の部分だけ見ると、素晴らしいなあと思いますが、負の部分はどうなのか。次は負の方を読んでみよう。2020/05/24
Mark X Japan
4
思っていたよりも質問が形式的だったせいか,成功の核心に迫っていないようです。企業秘密の部分もあるとは思いますが,通り一辺倒で深く刺さることも少なかったです。☆:3.52018/08/30
Kouhei Aoi
3
農業経営の教科書2018/02/07
KamisannIshipon
2
農業をビジネスとして捉え、それに成功した人達の話。意識の高さが伺える。2018/01/18