内容説明
人として、求道者として、彼らは人生に何を求めたのか…。
目次
第1部 苦難に負けない人生(良寛―花の如く、蝶の如く、淡々と生きよ;蓮如―五度の結婚、波乱に富む生きざま;親鸞―自分の醜さを知っている愚禿;日蓮―迫害ものともせず、信念の人生;道元―仏でも修行せねばならぬのか)
第2部 民衆に大道を示す(空海―宇宙の摂理を説く偉人;最澄―乱世こそ菩薩の道;一遍―修羅場の中もまた夢の世界;源信―地獄・極楽を知りて救われん;法然―貧窮困乏の者とともに救われん)
第3部 世の無常を知る(鈴木正三―大空に差別なし、異色の武家出身の僧;明恵―人としていかにあるべきか;無難―世の無常を感じ、52歳で出家;鉄眼―喜怒哀楽の虚妄を断たん)