出版社内容情報
一九七〇年、政治闘争に揺れる日本を脱出。二十二歳の著者は何ものかを求め、アリゾナ、メキシコへと三年に亘る海外放浪に旅立つ
内容説明
「僕は一時間先が予測できない人生を求め旅に出たのだ。もっと自由に、もっと自由を、ただそれだけを欲してもがいていた」１９７０年、日本中が政治闘争に揺れた年、２２歳の著者は大学を中退して、アリゾナ、メキシコ、ロンドン、スペインと足かけ４年に亘る漂泊の旅に出た―自伝的青春ノンフィクション。
目次
親友の海
助走の季節
映画の日々
アリゾナ日記
マヌエル兄弟
メキシカン・ラプソディー
ロンドンからの手紙
南部スペイン遠回り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロム
2
著者の若かりし頃を追ったドキュメント。最初から中盤までは結構面白いんですが、後半急激に失速。主人公は二股かけて、しかも片方が妊娠して、うまく逃げようとするけど逃げれない。こんなエピソードのどこに需要があるのか著者に聞きたい。2010/12/20
ろびん
0
どうも破天荒自慢に見えて冷めてしまいますね……。2017/01/30
