ヨハネス・イッテン色彩論

ヨハネス・イッテン色彩論

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  • サイズ A5変判/ページ数 99p/高さ 22X22cm
  • 商品コード 9784568520040
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C3072

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

邪馬台国

5
ゲーテの色彩論は難しくてさっぱりだったけれど、こっちは読みやすい。今巷に溢れている色彩関係の底本だからかな。デザインに偏らず、絵画的な観点から色について学べて、とにかく目から鱗な情報が多い。理論書にとどまらず、時折ワクワクするようなロマンを感じる文章は、イッテンの教養の深さゆえの味だと思う。熟読したい。2014/09/06

yutaro

2
色彩に関する古典勉強。現代の普遍的な理論の数々は、ここが元なんだなと改めて実感する。 色が持つ形の話は「???」となってしまったのでもう少し勉強が必要。 イッテンが参考にしたゲーテの色彩論まで遡って、色彩に関する事柄を深堀して研究することとしたい。2021/06/01

まづだ

2
ざっと読んだだけ。バウハウスで色彩論を教えたヨハネス・イッテンの著作。 解説している内容は基本法則で、鑑賞者でも知る価値があるものばかり。特に「主観的色彩特性」は面白く、勉強になった。 時代性という観点からすると、ファイニンガー、クレー、カンディンスキーの同僚。いちばん小難しい時代での理論レベルを知れるのがいい。 また、引き合いに出される作品は印象派前後が多く、日本人にとって親しみがあっていい。 2014/02/07

ねね

1
なかなか難しいし、色の感覚を養う練習も自分でできそうではなかった。心に残ったのは、色はその周囲の色との相対的な関係によって効果が決まるということ、色彩に法則があることは個性的な表現の幅を狭めることではなく、むしろ広げるものであるということ。ある効果を得ようと思って配色するならその色は直感で選ばれるのではなく、理論的にその効果が最大となるような色で決まらなければならないこと。2021/11/18

わかめ

1
「古典」と言っていいのかな、デザインや美術をやる人なら一度は目を通しておくべきなのかも。といってもあまり本文の配色理論については読んでません。まえがきやあとがきにも絵画をするにあたって基本的で大事なことが書いてあります。この本はダイジェスト版なので、もっと突っ込んで具体的な作品と照らし合わせながら勉強するにはイッテンの「色彩の芸術」を参照すると良いらしいです。2010/01/11

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