出版社内容情報
日本のトップソムリエのひとりである森覚が、23組のワインの造り手たちを足掛け7年にわたり取材。彼らとの対話から、山梨ワインの<トップソムリエと実力派生産者との会話が「山梨ワイン」を解説!>
品質が上がって美味しくなり、人気の高まる日本ワイン。
そんな日本ワインの歴史を築いてきたのは、
明治時代からワインを造り続けてきた伝統産地「山梨」です。
世界中のワインを知る日本屈指のソムリエ森覚が、
足掛け7年、山梨を定期的に訪問。
畑やワイナリーでワイン生産者たちとじっくり語り合い、
彼らの本音を聞き出しました。
山梨にはどんなブドウ品種が合うのだろう?
ワイナリーの個性をワインに映し出すため醸造方法は?
試行錯誤を重ねる生産者たちの「本音」を読み進めていくにつれ、
山梨ワインの「現在」が見えてきます。
山梨在住のカメラマン標克明の写真が、
生産者たちの声にさらなる深みとリアリティを与えているのも、本書の特徴です。
山梨ワインの美味しさがわかる1冊です。
<カバーを開くと、山梨ワイン産地マップが現れる!>
生産者たちとの会話のなかには、
山梨ワインの原料ブドウ産地の地名も多く登場します。
本書のカバーを外して折り返しを開くと、
掲載ワイナリーや産地の位置関係がわかる大判の山梨ワインマップになります。
マップを片手に本を読み進めると、より山梨ワインの理解が深まるでしょう。
森覚[モリサトル]
著・文・その他
内容説明
世界を知るトップソムリエが山梨のブドウ畑で出会った、造り手たちの本音とワインの記録。ワイン雑誌「Winart」人気連載が単行本に!
目次
第1章 伝統と革新のなかで葛藤する造り手たち(三澤彩奈―グレイスワイン;雨宮吉男―ダイヤモンド酒造 ほか)
第2章 老舗蔵を支えてきた熟練の造り手たち(大村春夫―丸藤葡萄酒工業;有賀雄二―勝沼醸造 ほか)
第3章 山梨を牽引する大手ワイナリーの造り手たち(齋藤浩―シャトー・メルシャン;渡辺直樹―サントリー登美の丘ワイナリー ほか)
第4章 各々の個性をワインに映す気鋭の造り手たち(田澤長己・河野勝一―本坊酒造マルス山梨ワイナリー;井島正義・池川仁―木下商事シャトー酒折ワイナリー ほか)
著者等紹介
森覚[モリサトル]
コンラッド東京エグゼクティヴソムリエ。日本ソムリエ協会常務理事。1977年生まれ。日本大学法学部を卒業後、パークハイアット東京、トゥールダルジャン東京を経て、2013年にコンラッド東京にヘッドソムリエとして入社。16年より現職。日本を代表するソムリエとして活躍し、第5回全日本最優秀ソムリエコンクール(08年)、第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール(09年)にて優勝。A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール世界大会にも3大会に連続出場している。17年、その活躍が認められ、「卓越した技能者(現代の名工)」厚生労働大臣表彰を同年最年少にて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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