出版社内容情報
2010年代のアートがこれ1冊でわかる!
現代美術のいまとこれからを知るためのキーワード集
2010年代で注目すべきアートの動向、新概念を100のキーワードで解説する、これからの10年を見通すためのヒントがつまった最新美術事典。『美術手帖』2017年12月号「これからの美術がわかるキーワード100」を増補・改訂した保存版です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
47
やっぱりこの本を読んでも現代アートは難しいと感じる。基本のコンセプトと流れもざっくり整理されてあるけど、専門用語が多いからかな。アメリカとメキシコの国境を挟んでピクニックテーブルを提示した「GIANT PICNIC」など、政治や社会活動にアートを介しユーモアで切り返すのが面白いし印象に残る。世界的なアートビジネスにおけるアートフェアの存在拡大の確認と、日本での税制の改正で企業が購入した美術品の減価償却資産としての認可が、美術市場の活況に乗り遅れまいとする日本の政治的な動きであることがわかる程度。2019/05/23
Chicken Book
5
アートは教養、思考、思想の上に成り立っているように思う一方で、今日は、政治的、資金的な側面と切っても切り離せない関係にあることもわかった。アートを通して、社会に遍在する課題や科学技術との向き合い方、人間とは、生きるとは何かといった究極の問いにまで思考を広げられる。2021/08/03
菊地
1
2010年代の美術トピックスをキーワードごとに取り上げた内容だけど、まあ、「現代美術」の取っつきにくさがそのまま表れているような内容で、構成も文章も読み辛く、分かりにくい。 一定以上の知識を持つ人が近年のトピックスを捉える材料にはなるのかもしれませんが、現代美術初心者が読む本では無かったですね。2024/08/16
Accoco
1
21美2023/07/08
風が造る景色
1
考えていたレベルよりもかなり難しい。途中で読む気がなくなり。写真を見て気になるところだけを拾い読み。思い出したら読み直してみます。2021/02/07