内容説明
なぜ、わたしたちはフェルメール作品に恋い焦がれるのか?研究者、小説家、アーティスト。フェルメールを愛する16人が魅力のすべてを解説。
目次
1 オランダへの旅(諏訪敦とマウリッツハイス美術館を訪ねて;ピーター・グリーナウェイとアムステルダム国立美術館を訪ねて)
2 フェルメールに「焦がれる」理由とは?(「牛乳を注ぐ女」の瞬き―小林頼子 文;内なる暗がりを表す部屋―中村恩恵インタビュー ほか)
3 フェルメール手帖(全点踏破への旅;フェルメール年譜 ほか)
4 フェルメール対談(福岡伸一×宮下規久朗―科学と芸術が交差して生まれた、比類なき世界;ウルトラマリンの青―今日マチ子 漫画)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ophiuchi
9
いつかマウリッツハイス美術館に行ってみたい…2014/06/23
izw
6
フェルメールの絵の魅力が種々の角度から語られています。絵に近づくキーワードは、口唇、物質感、謎、トリック、光、宝石、愛、持続する瞬間、窓と影、暮らし、空白、闇、天体観測。これまで何気なく見ていた絵について認識を新たにすることができました。最後にはフェルメールの作品が展示されている世界の16美術館が掲載され、全点踏破の魅力も紹介されています。2014/06/14
うみ
2
フェルメールに魅せられた16人が、それぞれの視点で愛を語るという。素晴らしきファンブック。自分も生きている間に、この目で、少しでも多くのフェルメール作品を見たいものだ。2017/01/03
Y
0
〇2017/01/02
takakomama
0
16人、それぞれのフェルメール大好き!な気持ち、思いが伝わってきました。私も、フェルメールが好きです。2015/04/28