出会いを求めて―現代美術の始源 (新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784568201635
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

内容説明

本書では、第一部で、今日の美術の一般状況の批判と肯定的地平の希求を、第二部で、具体的な論証として作家や作品や表現の方法などを検討、第三部で、近代世界観史の反省と模索を通して新しい芸術観の基点を探索した。一貫して知覚を不能にする対象主義の物象化状況を批判し、観ることを可能にする“構造”をさぐりつつ、世界を出会いの場所に開示している。

目次

観念崇拝と表現の危機―オブジェ思想の正体と行方
出会いを求めて
認識から知覚へ―高松次郎論
存在と無を越えて―関根伸夫論
デカルトと過程の宿命
出会いの現象学序説―新しい芸術論の基準のために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばさし

1
対象に意味や観念を付着させる、あるいは作家の観念のためにものやオブジェを用いる事への人間中心主義や近代的な枠組みを射程に入れた批判。もの派の作品がわかりやすい(というのも変だけど)のは、多くの芸術作品が歴史や文脈との関係性や知識に紐づけられた上に成立しているのに対し、もの派は意味や観念から解放された物質やそのもの自体の広がりに体感的・身体的に出会う事を前提としているからだろう。つまり作品と鑑賞者の間に、その二者以外の関係や壁が無い。脱文脈的であるからこそ普遍的なのだ。2018/10/28

T.Y.

0
韓国出身、日本で活躍した重要な現代アーティストである李禹煥のエッセイ集。ただ、高松次郎や関根伸夫といった同時代のアーティストについてかなり論じている一方で、実は自分の制作態度については直接にはほとんど語っていない。思想的な拠り所として多く引用されるのはハイデガー、メルロ=ポンティ、そして何より西田幾多郎。無論、学問的に厳密なものではないが、彼らのこうした分野への影響力というのも興味深いところ。2013/04/07

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