不均衡発展の60年―低収益経営システムの盛衰と新時代の幕開け

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  • サイズ A5判/ページ数 297p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492394502
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C3033

内容説明

企業収益と資本コストから読み解く新しい日本経済論。1990年までの高成長、1990年代の長期停滞、2002年以降の回復を「株主資本利益率(ROE)」を縦軸に統一的に分析。

目次

第1部 経済システムと価値創造パフォーマンス(ミクロ資本主義対マクロ資本主義;戦後日本経済の不均衡発展の軌跡)
第2部 金融システムと国際競争(日本型資本主義と企業財務;わが国の株式保有構造;国際競争の手段としての「低収益戦略」;わが国の株価形成(1)額面発行時代
わが国の株価形成(2)時価発行移行後)
第3部 日本型資本主義の評価と破綻過程(キャッチアップモデルとしての評価と限界;間接金融システムの破綻)
第4部 新しい発展段階を迎えた日本経済(株主価値重視経営の定着と浸透する資本コスト概念;低収益経営との歴史的訣別;1990年代以降の株価形成)
第5部 新しいガバナンス・システムの構築(アメリカにおけるガバナンス改革;「何のための、誰のための企業経営か」―コーポレート・ガバナンス問題を考える7つの視点)

著者等紹介

井手正介[イデマサスケ]
一橋大学商学部を卒業、野村證券に入社。野村総合研究所に出向後転籍。米国ペンシルベニア大学ウォートン・スクールMBA取得。野村総合研究所ニューヨーク駐在を経て、野村マネジメント・スクールに出向。大阪大学経済学部客員教授、野村総合研究所・野村マネジメント・スクール研究理事、青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授を経て、現在マネジメント・デベロプメント・インク代表。米国公認証券アナリスト(CFA)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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