内容説明
現代美術はウォーホル以後、ポップ、コンセプチュアル、ミニマル、ネオ・エクスプレッショニズム、ネオ・ジオと流れた。そして最近では、シミュレーショニズムの台頭が目立つが、それはネオ・ポップともよばれ、姿を変えたポップアートだと言われる。これらは前の運動を継続あるいは否定して、直線的に発展したというより、情況の類似を背景にして螺旋的に時代を集約していると見たほうがよい。今後いかなる方向へ展開するかは、これまでの集績を全方位的に検討するしかない。ここに、80年代にあって、生のイメージを実在化させた76人のメッセージを読みとることにする。
目次
ミルトン・イストロウ
ジャン・ユベール・マルタン
イヴォン・ランベール
クリスティーズ
ジャパン・ハウス
ラリー・B・・ライト
ピー・エス・ワン
メトロ・ピクチャーズ
メアリー・ブーン
レオ・キャステリ
ロナルド・フェルドマン
シュワルツ夫妻
リッソン・ギャラリー
ホリー・ソロモン
ポーラ・クーパー
ハーシュル&アドラー・モダン
東野芳明
中原佑介
藤枝晃雄
80年代の主要な展覧会
ア・ニュー・スピリット・イン・ペインティング
バロック81
ジュリアン・シュナーベル展
ツァイトガイスト
シャンブル・ダミ
エポック・モード・モラル・パッション
フランク・ステラ1970‐87
アンゼルム・キーファー展
ツァイトロース
今日のヨーロッパ
オリンピアード・オブ・アート
アンディ・ウォーホル展
記号の森
世界の魔術師達
今日のイギリス美術展
メタファーとシンボル
ボロフスキー展
ヴェネツィア・ビエンナーレ
ウィトニー・バイエニアル
サンパウロ・ビエンナーレ
ドクメンタ7・8
パリ・ビエンナーレ
オーストラリア・ビエンナーレ
1980‐88世界の現代美術展