古代染色二千年の謎とその秘訣

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  • サイズ A5判/ページ数 186p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784568140729
  • NDC分類 753.8
  • Cコード C3072

目次

染色は白に始まる
大国主命の御衣の色
古代から伝えられた泥染の黒
南方より渡来した民族がもってきた青
紀元前に大陸より渡来した茜草
卑弥呼の色
紫草はどこにでも自生していた
貝紫は縄文時代に染めていた
古代の五色
庶民の服色の黄、黄蘗など〔ほか〕

著者等紹介

山崎青樹[ヤマザキセイジュ]
1923年東京市渋谷区中渋谷に生まれる。1946年長野県南佐久郡前山村に父・斌(あきら)とともに月明手工芸指導所を設け、草木染研究所を併設する。1956年群馬県高崎市に草木染研究所を移す。1975年労働大臣より卓越技能者賞を受ける。1977年群馬県重要無形文化財に指定される。1978年群馬県文化功労賞を受ける。1982年民族衣裳文化普及協会より、きもの文化賞を受ける。1983年黄綬褒章を受ける。1986年日本画院幹事。1987年高崎市文化賞を受ける。1992年群馬県功労者として表彰される。1994年高崎市染料植物園開園に関与する。1995年フランス・ツールーズで開催された国際インジゴ会議で「若葉による緑色染」を講演し、作品を展示する
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感想・レビュー

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びっぐすとん

10
図書館本。正倉院から古代の美繋がりで染色について読んでみた。縄文時代に貝紫などの染色があったかもしれないらしい。草木から作られる素晴らしい色の数々。煎汁を何回も煮出し、何度も漬ける手間のかかる物だ。アルカリ性や酸性など、色によって媒染を使い分けるなんて、誰が最初に思いついたのか?当時はPHなど分からなかったのにどうやって?材料の樹皮にも染料として採集に最適な時期があるらしい。原料の草木と出来上がりの色もカラー写真でつけて欲しかった。現在は酢酸アルミや過酸化水素水を使うという色は当時は何を使っていたのかな?2018/11/08

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