内容説明
しんゆうどうしのえいたとはるとははるにしょうがくせいになります。もうすぐはなればなれになるというのに、あるひふたりはおおげんか。ふたりのそつえんしきはどうなってしまうのでしょうか…。4才ごろから。
著者等紹介
おだしんいちろう[オダシンイチロウ]
1970年愛知県生まれ。主な作品に『ドドとヒーこぶねのぼうけん』(金の星社)など。月刊絵本でも活躍中
こばようこ[コバヨウコ]
1972年東京都生まれ。絵本の分野で活躍。幼児雑誌、挿絵なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
34
えいたとはるは仲良しだったか、卒園前に些細な事で大喧嘩。仲直りもできずに悶々としていた。ある日、クラスで卒園前にタイムカプセルを作る事に。タイムカプセルを埋めるうちに二人は仲直り。タイムカプセルに書いた手紙はきっと二人のお互いを想う気持ちにあふれたものかもしれない。2023/08/23
美葉
14
自分が埋めたタイムカプセルにはなんてかいたっけ。。2018/07/27
Lesen
10
小学校は違う所に行くけれど、えいたとはるとは親友。卒園近くになったある日、些細な事で喧嘩になりました。どうなってしまうのでしょう。なかなか仲直り出来ないもどかしさ、意地を張ってしまったりと経験した事がある子は共感する。きっかけを失うと仲直りのタイミングって難しいしね。タイムカプセルの手紙なんて書いたのか気になります。表紙の絵と題名が面白そうだったから借りた様です。次男セレクト。2015/01/12
遠い日
8
卒園にあたって作成したタイムカプセル。えいたとはると、ケンカしたまま書いた将来の自分への手紙。どんなに仲良しでも、ちょっとしたアクシデントが引き金になって、素直になれないままの日々。卒園前のナイーブな時期が、ふたりを意地にさせる。自分たちをつなぐタイムカプセルであったことを、ふたりはちゃんと知っている。2019/10/28
HNYYS
3
図書館本。年長さんに読んであげたい。実生活でも些細なことでケンカをすると、それも成長の1つとして園では捉えてくださり、見守ってくれるのですが、こうやってお互いを意識できるのは羨ましく思います。2020/04/16