内容説明
本書は、磁器絵として最も大きな主題である「花」を取りあげ、従来の古典的なテクニックを踏まえながら、新しい表現方法を豊富に展開し、懇切な解説を記述する。併せて後半には、著者の親しい友人、ペーター・ファウストの華麗なテクニックを組み合わせた魅力あふれる陶板画の数々を掲載。すでに基本的な技法を習得し、新しい試みを望んでいるペインターにとっては、またとない指導書である。
目次
用具
花の様式化
現代的ブーケのコンポジション
着色地の上に白い花を描く
白い花の絵具
単色で花を描く
複数の色を用いて描く
水彩画風に花を描く
カーネーションの皿
現代的な混合技法―下絵付と上絵付の組み合わせ〔ほか〕