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出版社内容情報
戦国時代から江戸時代、戦場で武士の誇りと力の象徴として独自の展開を遂げた甲冑。
そこには、工芸的な技巧と斬新な意匠を駆使した美学と、防具としての機能性やエンジニアリングの発達がみられます。
これらの魅力を、HATRA×MAGARIMONOがデザインしたスニーカー、三田真一によるスニーカー甲冑とともに展示します。
さらに、細部や構造をデジタル解析したライゾマティクスによる映像や、甲冑を現代人の身体のリアリティにしなやかにつなげるナイル・ケティングの空間デザインを通して、現在の私たちに甲冑が語り始めます。
目次
1 作品解説(朱塗胸腰取伊予札胴具足;紺糸威二枚胴具足;紅糸威仁王胴具足;白糸威二枚胴具足;萌葱糸威六枚胴具足 ほか)
2 論考・インタビュー(加賀藩の甲冑―石川県立歴史博物館編(1996)
井伊達夫(井伊美術館館長)インタビュー 甲冑の意匠とエンジニアリング
現代美術作品または文化財の公共性とミュージアムの保存の機能)