内容説明
スパイクは、しろじにくろいブチがあるイヌ。どんなイヌよりやんちゃでかしこい。50いじょうのことばをしっていて、じかんをせいかくにしらせることだってできる。「スヌーピー」で有名な『ピーナッツ』の作者チャールズ・シュルツ。これは、子ども時代、絵を描くのが大好きで、人気まんがのキャラクターにちなんで「スパーキー」と呼ばれるシュルツ少年と、その愛犬で、スヌーピーのモデルになった「スパイク」のお話です。まんが家を夢見るスパーキーは、愛犬・スパイクの絵を描いて新聞に投稿しますが…。巻末には、本書の絵を手がけたダン・アンドレイアセンが、ファンレターの返事として受け取ったシュルツからの手紙を掲載。自分と同じように絵を描くのが大好きな少年にあてた、真摯な言葉と直筆のサイン、そしてもちろんそこには世界中で愛されている人気者・スヌーピーもいます。
著者等紹介
ロウエル,バーバラ[ロウエル,バーバラ] [Lowell,Barbara]
アメリカの作家。オクラホマ州在住。子どもむけの伝記絵本や歴史絵本をてがける
アンドレイアセン,ダン[アンドレイアセン,ダン] [Andreasen,Dan]
アメリカのイラストレーター、絵本作家。オハイオ州在住。50冊以上の絵本をてがける
ひさやまたいち[ヒサヤマタイチ]
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
56
正にスヌーピー誕生物語✨✨✨というよりそれよりも前にチャールズにスパーキーと呼ばれていた頃😊毎日漫画を描いていた彼。最後のページにビックリ😲😲😲😲これは嬉しいでしょう!!!チャールズが挿絵の画家宛に送った手紙が掲載されている。きちんとタイプライティングされた手紙、スヌーピーのタイピング姿を彷彿とさせる。直筆サイン入り✨✨✨ 2024/06/11
ヒラP@ehon.gohon
26
絵の背景にスクリーントーンが使われていたり、コマ割の素画が盛り込まれていたり、漫画に寄せる夢がいっぱいの絵本ですが、まさかスヌーピーだとは思いませんでした。 カバーを見たら、ちゃんと書いてありましたね。 こんな感じでスヌーピーは誕生したのでしょうか。 チャールズ・シュルツの物語、漫画スヌーピーとの距離感が面白かったです。2021/09/01
ツキノ
20
2021年7月発行。シュルツ氏の飼い犬スパイクに焦点を当てた伝記絵本。イラストレーターのダン・アンドレイアセンに充てた手紙(1975年7月7日付)が掲載されている。絵に独特の線があり、木でできた人形のように見えてしまう。(E308)2021/12/29
遠い日
9
スヌーピーの生みの親、チャールズ・M・シュルツの子ども時代を紹介するお話。絵を描くのが好きで、6歳にはすでに自分は漫画家になると決めていたシュルツ氏の、飽くなき探究心と一途な鍛錬。キャラクターを作り上げるために努力を惜しまない姿には、それ自体がもう才能であると言わざるを得ません。2021/08/04
ひさちゃん
4
漫画「ピーナッツ」やその登場人物(犬?)スヌーピーはよく知っていたが、その作者であるシュルツのことは全く知らなかったので、この絵本で知れた。漫画家を夢見るシュルツが漫画新聞に連載中のリプリーに手紙を書き応答があって励まされたように、この絵本の絵を描いたダン・アンドレイアセンも、シュルツに手紙を書いて励まされ、今があるとのこと。恩おくり的な関係にも胸が温かくなったが、やはり夢見ることは素敵だなと、読後にじわっときた。2022/09/17
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