出版社内容情報
海辺にも、街角にも、野原にも、人々の暮らしがあるところには、必ず「愛」がある……かわらぬ「愛」の形を謳いあげる絵本。海辺にも、街角にも、野原にも、人々の暮らしがあるところには、必ず「愛」がある……かわらぬ「愛」の形を謳いあげる絵本。
マット・デ・ラ・ペーニャ[マットデラペーニャ]
著・文・その他
ローレン・ロング[ローレンロング]
イラスト
小川仁央[オガワヒトミ]
翻訳
内容説明
小さなよろこびのなかにも、大きな悲しみのなかにも、海べにも、町にも、野原にも、人びとのくらしがあるところなら、どこにでも愛がある…うつくしい言葉とイラストで、かわらぬ「愛」のかたちをうたいあげます。
著者等紹介
デ・ラ・ペーニャ,マット[デラペーニャ,マット] [de la Pe〓a,Matt]
アメリカ、カリフォルニア州生まれの作家。パシフィック大学を卒業後、サンディエゴ州立大学で創作を学ぶ。絵本『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)で2016年のニューベリー賞を受賞
ロング,ローレン[ロング,ローレン] [Long,Loren]
アメリカ生まれの画家。ケンタッキー大学でグラフィック・デザインを学ぶ
小川仁央[オガワヒトミ]
英米の絵本を中心に活動する翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
17
どんな時に「愛」ということを感じるのだろうか? この絵本に描かれている情景は美しくて、それぞれに「愛」を語っているのですが、あまり感情移入できないのが残念です。 愛を語る統一的な存在が見あたらないので、散漫になっていることも残念です。 意外と難解な作品でした。2018/11/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
この世に生を受けた時から愛に包まれている。どんな時も、離れていても、目に見えなくても…。哲学的な絵本と言えばいいのでしょうか?2019/01/10
ケニオミ
14
英語圏では「Love」という言葉を気楽に使っていますが、どうやら、そのノリでの愛の定義を語っているようです。巷にありふれた愛。ちょっと僕には違和感ありかな。2018/09/13
遠い日
12
どんなシーンにも「愛」が存するのは、あなた自身が、そしてわたし自身が、「愛」という存在だからか。ちょっと哲学的な問いかけも含めて、生きることへの静かで力強いエールを感じる。2018/11/30
けいねこ
10
『おばあちゃんとバスにのって』の作者の作品ということで借りてみた。愛を感じさせるさまざまな光景が綴られている。さまざまな家族が描かれることで、そのなかのどれかには自分に近いものを見つけることができるかもしれないし、世界の多様性を感じることもできるだろう。ただ、ある程度歳のいっている子でないと、むずかしいかもしれない。2019/03/06