出版社内容情報
税理士にとっての「相続」関係のマーケットは意識せざるを得ない分野です。近年、民法の改正、相続登記の義務化、相続時精算課税制度の改正、生前贈与加算の改正などもあり、これまで以上に、計画的な相続対策が必須となっています。本書では、資産税領域の税務実務に精通する著者が、4つの相続対策として、?遺言書作成、②生前贈与による相続対策、③不動産管理法人の活用、④生命保険を活用した相続対策、これら基本項目を実務家の立場から詳細に解説します。クライアントに対して、実際にどのように提案を行うのかを、事例や根拠となる裁判例・裁決例、法令・通達等を交えて、丁寧に解説します。
内容説明
相続税・贈与税3つの課題を4つの対策で解決する!!
目次
第1章 遺言書作成の提案(自筆証書遺言に関する民法改正の概要;遺言書が残されていた場合に期待される効果 ほか)
第2章 生前贈与による相続対策とその提案(贈与税の課税の現状;贈与と贈与税の課税の仕組み ほか)
第3章 不動産管理法人を活用した相続対策の提案(不動産管理法人の形態;法人の種類 ほか)
第4章 生命保険を活用した相続対策の提案(生命保険を相続対策で活用するための保険法の基礎知識;相続税法の規定 ほか)
著者等紹介
山本和義[ヤマモトカズヨシ]
税理士・行政書士・CFP。昭和27年大阪に生まれる。平成29年税理士法人FP総合研究所を次世代へ事業承継し、新たに税理士法人ファミリィ設立。代表社員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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