内容説明
この本では、貧困や飢餓って、どういうこと?どうして、そんなことになるの?どうしたら、変えていけるの?子どもたちに、できることは?を考えます。
著者等紹介
スピルズベリー,ルイーズ[スピルズベリー,ルイーズ] [Spilsbury,Louise]
大学で英文学を学び、教育書の出版に携わる。後、作家として独立。200冊を越える児童書の作家として活躍している
カイ,ハナネ[カイ,ハナネ] [Kai,Hanane]
ベイルート、ノートルダム大学で学ぶ。レバノン人のイラストレーターであり、グラフィック・デザイナー
大山泉[オオヤマセン]
東京外国語大学英米語科卒業。出版社勤務を経て、児童書の翻訳に携わる
佐藤学[サトウマナブ]
学習院大学文学部教授・東京大学名誉教授。教育学博士。ハーバード大学客員教授、他。全米教育アカデミー会員。日本学術会議第一部前部長。日本教育学会前会長。アメリカ教育学会名誉会員。多くの著書が、世界8カ国の言語に翻訳され、出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
49
なぜ貧困や飢餓が起きるのかなど分かりやすく書かれている。世界の9人に一人が貧困な生活をされている。そして日本は世界で4番目に貧困の多い国という事に驚いた。まず出来る事は知る事。2019/11/03
たまきら
29
娘がじっと考えるように一つのページから動かないので興味を持って覗いたら、貧困の部分でした。彼女なりに色々思うところがあるようですが、自分には感想は語らないで、夫にお風呂で話していたようです。ふうむ。2020/11/04
ヒラP@ehon.gohon
21
世界人権宣言を冒頭に掲げて、今の世界が置かれている状況の問題点について、繰り返し鋭く直球のように問いかけてくる絵本です。 物語への逃避や、夢の世界への意識の喚起はありません。 恵まれている(?)私たちが絵空事のように思ってはいけない問題提起です。 自分の身の回りのミクロ的な視野から、世界を考えるマクロ思考に立てるならば、もっと自分の思考が整理できるのだと、この本を読んで感じました。2020/03/05
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
17
全8巻の中の1冊。発展途上国の貧しさは知っていたけれど、先進国といわれる国であっても貧困はある。相対的貧困では、日本では6人に1人、都市部では4人に1人が貧困に苦しんでいるという現状…。身近では感じられないが、きちんと現実を知らなくてはならない。SDGs 17の目標 【2 飢餓をゼロに】 2019/04/21
ヒラP@ehon.gohon
13
【再読】大人のための絵本2022/04/25