内容説明
『山根基世の朗読読本』の二巻目をお届けします。一巻に引き続き、朗読の基礎を学びながら、朗読上級者、指導者を目指す方々にも学びとなるよう、作品を厳選して、所収いたしました。
目次
第1章 絵本で学ぶ朗読の基本(『あたし、うそ ついちゃった』ローラ・ランキンさく;日本の昔話『うしかたとやまんば』小沢重雄文;『めっきらもっきらどおんどん』長谷川摂子作;『くまとやまねこ』湯本香樹実ぶん)
第2章 日本語の調べを学ぶ(『枕草子』第一段より「春はあけぼの」清少納言作;『平家物語』巻第一より「祇園精舎」;『十三夜』樋口一葉作;「君死にたまふことなかれ」与謝野晶子作)
第3章 話し言葉のイントネーションで読む・全体の組み立てを読み取って朗読する(『よだかの星』宮沢賢治作)
第4章 文体にふさわしい声で朗読する(『山椒魚』井伏鱒二作)
著者等紹介
山根基世[ヤマネモトヨ]
1948年、山口県防府市生まれ。1971年、早稲田大学文学部英文科卒業後NHKに入局。大阪放送局勤務を経て、1974年よりアナウンス室勤務。2005年、女性として初めてのアナウンス室長となる。ニュースワイドのキャスター、「ラジオ深夜便」「新日曜美術館」等多数の番組、およびNHKスペシャル等のナレーションを担当。2007年、NHK退職後は地域作りと組み合わせて、子どものことばを育てる活動を続けている。2000年第26回放送文化基金賞受賞。女子美術大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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袖崎いたる