児童図書館・文学の部屋<br> わたしの名前はオクトーバー

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児童図書館・文学の部屋
わたしの名前はオクトーバー

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784566024809
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

父親と二人、森の中で半分自給自足の生活をしてきた少女オクトーバー。自分たちが「野生」であることに誇りを持ち、巣から落ちたメンフクロウの赤ちゃんを大切に育てていた。が、11歳の誕生日に転機が訪れる。父親が大怪我を負って入院し、「母親とかいうひと」と都会で暮らすことになったのだ。フクロウも保護センターに預けなければならない。都会の暮らしに全力で反抗するオクトーバー。その中で、友だちと呼べる子に出会ったり、ロンドンでも「自然」を感じられるテムズ川に癒されたり、徐々に心がほどけていく。揺れる少女の心理が詩のような文章で繊細につづられる、2022年のカーネギー賞受賞作。

内容説明

父さんとわたしは、森で暮らしている。わたしたちは野生だ。―思いがけない出来事が起こって、「母親とかいう女のひと」の家で過ごすことになったオクトーバー。森で育った少女が、ロンドンの街で、自分だけの「物語」を見つけるまでを描く。2022年カーネギー賞受賞作。

著者等紹介

ベーレン,カチャ[ベーレン,カチャ] [Balen,Katya]
イギリスの作家。大学で英語学を学び、現在は作家として、また障がいを持つアーティストを支援するメインスプリング・アーツのディレクターとしても活躍中。2020年、The Space We’re Inで、すぐれた児童書のデビュー作にあたえられるブランフォード・ボウズ賞候補に。二作目の『わたしの名前はオクトーバー』で2022年のカーネギー賞を受賞

こだまともこ[コダマトモコ]
出版社勤務を経て、児童文学の創作・翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そらこ

9
オクトーバーは父さんと森で暮らし、野生として生きるのが好き。ある日フクロウの赤ちゃんをみつけ育て始める。だが、11歳の誕生日、幼い頃、森を離れた母親がロンドンからやってきて、父親の命を脅かす事件が起きる。ロンドンへつれていかれたオクトーバーはかたくなな態度をとるが、少しずつ心をほぐし、視野を自分の内部から外へ広げ、父親以外の人の愛の温かさを知っていく。オクトーバーの頭の中の想像と現実がもつれたり、ぷつりときれたり、つながったりする様子が、だーっと続く言葉で表わされる。2024/03/04

ときわ

6
都会でしか暮らせない女と、森でしか暮らせない男。結婚して子供をもうけたことは間違いだった。どちらも一度は相手に合わせた生活をしたが、破綻した。その後の二人の行動は更に間違いだったと思う。父親と娘が森でうまく暮らしているのだから、母親が娘と会いたいのなら時々一緒に森で暮らせば良かったのに。しばらくだったら我慢できるでしょう。都会を身にまとって会いに来たりせずに。自分のせいで事故が起きたことに傷つき環境の激変に耐えようとするオクトーバーが可愛そうだった。結果オーライの物語ではあったが2024/04/05

5
外の世界から隔離されたような森に父親と二人で暮らしているオクトーバー。森の生活を捨てた母親のことを嫌っており、11歳の誕生日にオクトーバーに会いにきた母親から逃げようとした結果、皮肉にも森から出ることになってしまう。森での豊かな生活がとても魅力的に描かれているが、「母親とかいう人」と呼ばれ、なかなか心を開いてもらえない母親は決して悪者ではなく、なぜこんなに嫌われるのかと思ってしまう。ちょっと変わった家族の再生物語。泥ヒバリがとても魅力的!宝物の物語を想像してみる楽しさを忘れかけていたなぁ。 2024/04/13

Olga

5
オクトーバーは10歳の女の子。父親とふたり、人里離れた森のなかで暮らし、学校には通っていない。事件が起きて、父親と離れ、生き別れの母親としばらくロンドンで暮らすことになる。学校に通い始め、初めての集団生活に戸惑い、それ以上に母親との関係に悩み、早くもとの生活に戻れるよう願う。 オクトーバーの一人称で綴られる、オクトーバーの成長物語。成長はときとして痛みをともなうけれど、ここちよい痛みもある。2024/03/21

ぱに

4
森で父親と生きるオクトーバーは生き生きと日々を過ごしているけど学校とかどうしてんのかな?と思ってたら訪れた望まない変化。離れ離れになることになったのはお母さんだけのせいじゃないだろうにオクトーバーのお母さんへの態度があまりに激しくてちょっと戸惑った。それだけにオクトーバーがこれまでなかったものを吸収し成長していく様は感動的。オクトーバーの心の動きを強く伝えてくれる流れるような文章が素敵だった2024/04/20

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