内容説明
九年を経て“夢の多島海”に呼びもどされた三人の“守り手”たち。失われたドラゴン船と、子どもたちの行方は?…大いなる冒険の旅が、また始まる。
著者等紹介
オーウェン,ジェームズ・A.[オーウェン,ジェームズA.] [Owen,James A.]
アメリカの作家、イラストレーター。コミックブック「スターチャイルド」のシリーズで人気を博したのち、「ドラゴンシップ・シリーズ」を発表。文章とイラストをオーウェン自身が手がける独特のスタイルを持ち、アメリカで熱烈な愛読者を得ている
三辺律子[サンベリツコ]
東京生まれ。英米文学翻訳家。白百合女子大学大学院児童文化学科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Norico
16
ドラゴンシップシリーズ第2弾。1巻の最後で正体が明らかになった守り手たち、今度はどんな冒険にまきこまれるのかなー?とわくわく。ピーターパンとかダイダロスとか、出てくる人たちは今回も豪華です。そしてアナグマのタムラーさんは相変わらずステキ!個人的に、全然本筋に関係ないんだけど、大好きな原田マハさんの「翼をください」で主人公のモデルになってる女性飛行士がちらっと出てきたのに感動!2017/02/02
timeturner
3
ただでさえ多種多様な材料がたっぷり盛り込まれているところに時間SFの要素まで入ってきてワクワク感が半端なく高まる。しかし、コナン・ドイルはひどい言われようだなあ(^^;)。2016/02/12
kodomiru
3
長いながい旅から帰ってきたようなすっきりとした読後感を味わえる。しかも若かりし頃のルイスやトールキンやチャールズたちと旅に出られるのだから贅沢なことだ。ギリシャ神話のダイダロス、ピーターパン、そしてモルドレッド。この作者のすごいところは、きちんと古来から伝わる習わしが随所に入っているところ。本名を知られると力をなくすなど、古ではあたりまえのこと。とあるシーンで大人になっても、かつて子どもだった自分をとどめておくという下りは瀬田貞二さんの言葉を思い出させる。未読の人はぜひアーサー王伝説も読んでほしい。2013/12/08
ayumi
1
1巻を読み終わったときは、最後のオチに驚く一方、全体としては少々物足りなさがありました。が、2巻は文句なしにおもしろい! 個人的に大好きな物語もいくつか登場して、本当に大満足です。2015/12/20
道錬
0
それぞれのキャラが立っていて面白かった。2017/10/16
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