内容説明
生贄にされる寸前のイシェルを救い出したジョシュア。二人があらわれたのは、太陽の輝く現代のバカラ湖畔。花盛りのオレンジの木やココヤシの木立も見える。でも、ここではエク・ナーブの携帯がつながらない。おまけにコンピュータも存在しない。ぼくたちが帰ってきたのは一体、どこなんだ?時間旅行が引き起こす時空のひずみ。“イシュ・コデックス”の抹殺をたくらむフラカン派の最終的なねらいはイツアムナその人か!?
著者等紹介
ハリス,マリア・G.[ハリス,マリアG.][Harris,Maria G.]
メキシコシティに生まれ、5歳のとき、母親の離婚を機に、ドイツのフランクフルト、続いてイギリスのマンチェスターに移り住む。オックスフォード大学で生化学を学び、卒業後は数年間、研究所に勤務した
石随じゅん[イシズイジュン]
1951年、横浜市生まれ。明治大学文学部卒業。公立図書館に勤務ののち、おもに児童文学の翻訳にたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アヤネ
4
古代マヤのイツアムナが書いた書物“イシュ・コデックス”をめぐり、悪者フラカン派の執拗な妨害に立ち向かうジョシュ。ジョシュたち2人は(生贄にされる寸前のイシェルを救い)急ぎタイムトリップ。着いたとこはコンピュータが存在しない国。ここはどこ?世界はどうなった?。。。さすがに海外物。物語はそろそろ終盤になりジェットコースター的な展開。スティーブン・キング「11/22/63」の児童書編みたいな話になってきた。変える過去の内容は、キングとは違うけどね。面白い!あと2冊で終わるかと思うと寂しい。次へ。2015/01/28