内容説明
ロアルド・ダールの作品は、世界の42か国語に翻訳され、およそ1億人もの子供や大人たちに愛されている。軽快で皮肉たっぷりの文章と思いもよらない物語の成り行きが、人気の大きな秘密となっている。物語の中に数多く登場する詩や歌も、人気の的。そこには、ダールの世界の面白さがふんだんに詰めこまれている。本書は、こうした詩や歌だけを集めてつくられたもので、全部で47編。これまで発表されていなかったものも11編ふくまれている。
目次
その1 さあさあ、みなさんいらっしゃい
その2 最良のふるまい
その3 めずらしすぎる生き物たち
その4 毒気がどくどく
その5 いるいる、こんなの
その6 さあさあ、みなさんごいっしょに
その7 おまけを少々
著者等紹介
ダール,ロアルド[ダール,ロアルド][Dahl,Roald]
1916年、英国のウェールズ生まれ。18歳でパブリック・スクールのレプトン校を卒業。シェル石油会社に就職し、東アフリカ支店に勤務。23歳のとき、第二次世界大戦が始まり、英国空軍の戦闘機パイロットとして従軍。26歳になって空軍武官としてアメリカに渡り、海洋小説家のC・S・フォレスターに出会い、その依頼で自らの戦闘機事故のことを書いた「楽勝」という作品がサタデー・イヴニング・ポスト誌に載り、作家への第一歩を踏み出す。イギリスに帰国し、29歳で最初の短編集『飛行士たちの話』を出版、その後、『あなたに似た人』や『キス・キス』などを出版するにいたって、すぐれた短編作家として地位を確立した。『チョコレート工場の秘密』が大ヒットすると、一躍、子供の本の世界のスーパースターとなった。1990年11月、74歳でこの世を去る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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