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内容説明
パリの爆死事件で九死に一生を得た米国財省の若き捜査官と、英国MI6の美貌の女スパイがイスラムテロ組織「ヒジュラ」に追いすがる。「ヒジュラ」の首領はパリを拠点にするイスラム原理主義の投資家だった。株式売買とマネーロンダリングで巨万の富を手にした首領は捜査官に刺客を放ち、襲撃計画を着々と進めつつあった。テロリストが一生を賭けた国際謀略の真相は?対テロ戦争の裏側を迫真の筆致で描き出す問題作。
著者等紹介
ライク,クリストファー[ライク,クリストファー][Reich,Christopher]
東京生まれ、ロサンゼルス育ち。スイス・ユニオン銀行ジュネーブ本店のプライベート・バンキング部門に勤務した後、チューリッヒ支店に移ってM&Aを担当。1995年から執筆活動を始め、『匿名口座』(講談社文庫)でデビュー。次作「The Patriots Club」は、世界スリラー作家クラブで2006年にベストノベルに選ばれた
土屋京子[ツチヤキョウコ]
翻訳家。1956年愛知県生まれ。東京大学教養学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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