内容説明
めでたく劇場のコールボーイに復帰かなったスパローは、新しい出演者「千里眼」の美少女を知る。その美しさとすばらしい演技に心ひかれたが、なぜか彼女は悲しそう。美少女を救おうとした少年探偵団は、思いもかけぬ冒険に。
著者等紹介
リード,アンソニー[リード,アンソニー][Read,Anthony]
ロンドンの名門演劇学校に学ぶ。18歳で俳優のマネージャーとなる。それ以後、広告、新聞雑誌、出版、TVプロデューサーの仕事を経た後、作家生活に入る。200を超える人気TV番組の著者権を持つ。ノンフィクション作品も手がけ、『水晶の夜事件(Kristallnacht)』では、H.H.ウインゲート賞を受賞
池央耿[イケヒロアキ]
1940年東京生まれ。1964年国際基督教大学教養学部人文科学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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科学の小鹿
4
ホームズが出張中でも少年探偵団は通常営業←。今回は劇場の出演者である『千里眼』(?)をもつ少女がカギとなる。付き添っている(少女を逃がそうとしない)霊能者はいったい?少女の実の父親は?秘密とは?疑問がどんどんでてくる。スパローが特に活躍!2014/04/30
ぽま
3
今回は、主な舞台がインスペリアル・ミュージックホールということで、そこで働くスパローが中心となって活躍する。怪しげな霊能者マーヴィンと、その義理の娘メアリーに隠された秘密とは。今回もまた、モリアーティ教授の影がちらついていく。今回は、ホームズとワトスンはデヴォン州ダートムーアに事件調査のために出張中。つまり『バスカヴィル家の犬』事件と同時平行ということになっている。ちなみに年代学的には、バスカヴィルの一件はライヘンバッハ以前の発生と考えられることが多いのですが、このシリーズでは後期説に立っている模様。2012/09/17
颯奏
2
ミュージックホールが部隊の中心となるベイカー少年探偵団第二弾。今回はホームズ、ワトソンともにバスカヴィル家の犬事件で留守。子どもたちだけで問題を解決します。そのため冒険感がアップ。劇場の雰囲気が伝わってくるのもまた楽しいお話でした。焼きポテト食べたい。2015/10/10
saori
1
かわいそうな少女メアリーがでてきました。そのメアリーのおとうさんが、発見できてよかったです。2011/03/27
そら@真面目にダイエット中
1
今回は、シャーロックホームズの手伝いではなく、自分達がたまたまぶつかった事件を、ちょっぴり警察の力を借りて少年探偵団だけで解決します。前回より、冒険感覚たっぷりのストーリーでした。2008/03/11
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- 和書
- たのしいお手玉