内容説明
この絵本は、平成元年度の第12回「日本の絵本賞」“手づくり絵本コンテスト”幼児・児童の部において、内閣総理大臣賞を受賞した作品です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
井戸田修さんが小学校三年生の時に描かれた絵本が、平成元年度第12回「日本の絵本賞」手づくり絵本コンテストで、内閣総理大臣賞をとられました。お父さん、お母さんが酪農を営んでいて、牛との日常を描かれています。牛の出産など迫力のある絵力です。将来酪農家になりたいと書いてましたが、なっているのでしょうか?2019/03/11
ヒラP@ehon.gohon
14
奇妙な絵と、新鮮な視点と、強烈な個性と、手作り絵本ならではの直筆の文章と、どれをとっても迫力満点の絵本ですが、作ったのが小学生三年生と知って驚きも倍になりました。 お話の構成力もしっかりしています。 内閣総理大臣賞を受賞して時の挨拶が載っていますが、その挨拶も素晴らしいと思いました。 今から30年も昔の作品ですが、その後の井戸田君の成長を想像すると、微笑ましく感じました。2020/02/01
遠い日
10
作者の井戸田修さん、小学3年生の時の手作り絵本。手作り絵本コンテストで、内閣総理大臣賞を受賞した作品。酪農家の暮らしの中で遭遇する牛の出産シーンの、生々しくも力強い観察力と表現力。絵も字も井戸田さんの手になる絵本は、描く衝動と描かねばならない感動とにあふれている。2018/12/04
mari
9
小学生が作った絵本。内閣総理大臣賞受賞作品。本当に画用紙で絵本を作ったのがそのまま本になった感じ。内容は牛の出産。2014/10/26
けだま
2
小学生が描いた絵本。実家の牛の出産のお話。牛の絵が大迫力で、本当に牛が好きなんだということがわかる。作者のあとがきも子供らしくていい。2015/03/01