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アバドのたのしい音楽会

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  • サイズ B4判/ページ数 49p/高さ 30X25cm
  • 商品コード 9784566002845
  • NDC分類 K760
  • Cコード C8773

出版社内容情報

ベルリン・フィル首席常任指揮者アバドさんがまだ小さい頃、指揮者を夢見るようになったいきさつや、オーケストラや楽器のことなどを暖かい語り口で伝える、音楽入門絵本。   小学校中学年~

内容説明

イタリアのミラノで生まれたアバドさんは、現代の最高の指揮者の一人とたたえられています。そのアバドさんが、子どものころの幸せな音楽との出会い、指揮者を夢みるようになったいきさつをふり返り、また、オーケストラの構成や各楽器の説明、シンフォニーやオペラのことなどまで、やさしくあたたかい語り口で伝える、音楽入門絵本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

69
☆5。いやあ、楽しかった! 特に絵! 1989年発行だからかなり古いが、今現在でも十分いける美しさ、いや可愛らしさ。特に楽器を持った小人たちが部屋中に出てくる絵なんて悶絶しそうになった。ベートーヴェンとモーツァルトの彫像の絵もなぜかキュート。うはは。文章もとても良い。「誰かといっしょに音楽をやるときには、自分がうまく弾けるとか、よい耳を持っているとかいうことはそれほど重要ではない。音楽的“対話”のある伴奏とは、その会話を感じとり、受けいれ、その神秘的な意味の端々まで完全に理解することなのだ。↓2021/06/30

gtn

22
指揮者アバドの父は、世にいう教育パパではなかった。だが、ピアノの教え方には甘さがなく、何度も弾き直しさせたという。音楽が万人の心を打つことを確信していたからと想像。事実、今のアバドがある。音楽には国境を乗り越える力がある。国どおしがいがみ合う愚かさを浮き彫りにする英知がある。2024/02/16

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

7
『授業で役立つブックトーク』 https://bookmeter.com/books/5540025 より備忘録。【音楽 テーマ クラシック音楽を散歩しよう】「告別」交響曲→知識ゼロからのクラシック入門→アバドのたのしい音楽会→小澤征爾さんと、音楽について話をする→伝記 世界の作曲家① ビバルディ→ピエタ→おはなし音楽会1 ベートーヴェン→1000の風 1000のチェロ2020/08/07

うた

6
図書館本。アバドってあのアバド?と思って手に取った。7歳のころに、ドビュッシーのノクターンを聴いて指揮者になりたいと思ったとのこと。そうそう。文化だ教養だの前に、音楽は楽しく美しいものなんだ。絵本のわりには総ルビとはいえ漢字多めで、対象年齢は高めですかね。2023/07/15

ochatomo

5
原題“LA CASA DEI SUONI” 音楽一家に生まれスカラ座でドビュッシーのノクターンを聴いて指揮者になることを決意したアバド氏による楽器や公演の真摯な解説 表紙のような黒髪の艶やかな方でした 元本1986年 1989刊2018/08/30

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