出版社内容情報
飛ばされて、ほったらかされて、ほこりをかぶって、いつもひどい扱いのわごむたち。「そうだ、家出をしよう」と家を飛び出しました。いざ外の世界に出ると、ワゴンセールに巻き込まれたり、マッチョに引っ張られたり…様々な経験をします。あれ、家が恋しくなってきた…!? わごむたちは無事に家に帰ることができるのでしょうか。
ないと困るのに、あることが普通と思ってしまうわごむ。床に落ちてるわごむがちょっぴり愛おしくなるお話です。
内容説明
皆んなにいつもほっとかれ、しらんふりをされる輪ゴムは、家を飛び出して新しいおうちを探すことにしました。第10回有田川絵本コンクール優秀賞受賞作品。
著者等紹介
杉原やす[スギハラヤス]
1981年、鹿児島生まれ。絵本アカデミー警固塾在籍。『だいちゃんはひとりでねむりたい』でおおしま国際手づくり絵本コンクール入選。本作で、第10回有田川町絵本コンクール優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
39
絵本。たかが輪ゴム、されど輪ゴム。輪ゴムだって大事にしないと家出するかもしれないですね。モノは大切にしよう。2023/12/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
輪ゴムってあって当たり前のような存在で、あまり気に留めないけれど無かったらとても困るもの。読んでいて再認識しました(笑) 輪ゴムの存在、大事にしなくてはならないなぁ、と思います。2023/05/26
snoopymints♪
3
うんうん、わかる。部屋に何故かわごむが落ちてるのも、それを掃除機で吸っちゃうのも。家出をして、筋肉おにいさんに筋トレ道具にされたり、お姉さんの髪の毛になってなびいてみたりして、いい息抜きになったかな?2024/10/08
ポンヌフ
2
7才ムスメと。ほっとかれがちな「わごむ」が、居心地のいいおうちを求めて冒険。最後、みんな無事に帰れてホッとした。2023/06/27
ジャスミン
2
6歳娘読み聞かせ。輪ゴムの目線になれます。ほっとかれる輪ゴムの気持ちを知って、大事に扱ってくれますように。2023/04/04
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