出版社内容情報
ドキドキ新一年生に贈る、ワクワクがふくらむ楽しい小学校入学のおはなし。
山に住むクマの子とサルの子は人間の小学校に行きたくてしかたありません。そこで両親とともに、山奥に住むタヌキの「だいごろうじいさん」に相談すると、人間の姿にかえてくれました! クマの親子とサルの親子は、無事に入学式を迎えられるでしょうか?
くすのきしげのり先生が「ドキドキ」新一年生に「入学おめでとう」のメッセージを込めておくる作品です。
また、美しい色彩と細やかなタッチで描く、山の自然や学校の風景、愛らしい登場人物の描写も見応えたっぷりです。
内容説明
だいごろうじいさんは、くまとさるをにんげんのすがたにかえてみせました。「なまえは、『くまだつよし』と『さるのしずか』がよかろう」「しかし…」いいながら、だいごろうじいさんが、ふたりのはなをくすぐりました。「ドキドキ」新一年生に贈る「ワクワク」がふくらむとびきり楽しい入学のお話。
著者等紹介
くすのきしげのり[クスノキシゲノリ]
児童文学作家。1961年生まれ。小学校教諭、徳島県鳴門市立図書館副館長などを経て現在にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
21
新着棚で。くすのきさんと表紙の絵(梅田千鶴さん)に惹かれて。クマのことサルのこは、人間の子どもたちが小学校に通う様子を見て、うらやましく思っている。自分たちも、入学したいと親にねだり、親は、タヌキのだいごろうじいさんに相談。このじいさん、すごい力の持ち主で……。小学校の入学を控え、ワクワクドキドキしている子どもへのプレゼントにもいい作品。2022/02/27
退院した雨巫女。
12
《本屋》人間も動物も楽しく学校で学ぶことは、いいことだ。2022/02/28
遠い日
7
新学期が始まった今にぴったり。新一年生に憧れるクマの子とサルの子。どうにか自分たちも人間の子と同じように学校に行きたい気持ちが抑えきれず、苦肉の策を講じて入学式に混ざります。涙ぐましい努力が健気。がんばれ、新一年生。うめだちづるさんの絵がとてもキュートです。2022/04/07
キ♡リン☆か
3
どうぶつもがっこうにいきたいなんて。。笑2025/02/16
読書国の仮住まい
1
クマの男の子とサルの女の子は小学生たちを見ています。 給食や宿題という言葉に興味を持ちます。 でも学校に行きたいと思ってもそこは人間が通う場所。 でもあまりにも毎日お願いするので、家族でタヌキのだいごろうじいさんを訪ねます。 すると不思議な魔法で家族を人間に変えてしまいます。 二人同時にくしゃみするか、夜になると解けるので注意。 怖い先生が、意地悪な友達がいないかな…と心配します。 新学期緊張してトイレに行きたくなりますが、近くのお友達に助けられます。 くまだつよし、さるのしずか。 今日から一年生です!2022/07/21
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