内容説明
本書は、食品成分や栄養素と生体との相互作用を明らかにし、日常の食生活を栄養科学の目によって科学的に評価できるよう、基礎的事項に重点をおいてまとめたものである。四訂版では「日本の食事摂取基準(2005年版)」を中心として内容を書き改め、理科を不得意とする人にもなじめるよう記述に配慮し、応用としての生活問題にも触れながら現代栄養学の話題を展開してゆくようにした。大学や短大・専門学校の学生はもとより、保健・看護に関係する人や、家庭で食生活を預かる人々にも役立つ、現代的な入門書・教科書である。
目次
1 序章
2 栄養素と食品1.(マクロ栄養素)
3 からだのしくみ
4 炭水化物の代謝と栄養
5 脂質の代謝と栄養
6 タンパク質の代謝と栄養
7 栄養素と食品2.(ミクロ栄養素)
8 エネルギー代謝
9 食事摂取基準とわが国の食生活
10 健康な生活をめざして(生活習慣病の予防)
11 ライフサイクルの栄養問題
著者等紹介
北岡正三郎[キタオカショウザブロウ]
1947年京都大学農学部農芸化学科卒業。1959年農学博士。1962年京都大学(農学部農芸化学科)助教授。1964年島根大学(農学部農芸化学科)教授。1969年大阪府立大学(農学部農芸化学科)教授。1989年大阪府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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