内容説明
金属材料、無機材料、有機材料などの材料が本来もっている性質(材料物性)を共通の視点から把握し、その応用までをも研究対象とする学問分野が材料科学・工学である。本書は、1~3巻で説明が不足していた材料の構造と製法に関する基礎知識、特にセラミックス材料と高分子材料の構造と物性および製造加工、さらに複合材料について、豊富な図版と写真を用いて丁寧に説明している。
目次
1 セラミックスの構造と性質
2 セラミックスの応用と製法
3 高分子構造
4 高分子の特性、用途、加工
5 複合材料
6 材料選択と設計指針
7 材料科学・工学における経済的、環境および社会的問題
著者等紹介
入戸野修[ニットノオサム]
1941年神奈川県横浜市に生まれる。1965年東京工業大学理工学部金属工学科卒業。1970年東京工業大学大学院修了、工学博士。現在、東京工業大学大学院理工学研究科教授
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