内容説明
教育心理学の主領域である発達、学習、人格と適応、測定と評価についてわかりやすく解説したスタンダードな入門書。今日の日本の学校や教室が抱える諸問題について、教育心理学的に考えるきっかけを与えてくれる内容である。心理学を専攻する学生、教職志望の学生、学校現場の教員、保護者など、教育に関係する人々にとって好適な書である。
目次
1章 教育心理学総論―心理学と教育との融合
2章 発達課題と教育―発達段階における課題と教育
3章 学習と学習意欲―学びのメカニズムを知る
4章 授業設計と学習指導―どのように人に教えるか?
5章 パーソナリティと適応―行動の個人差と問題行動の理解と測定
6章 学級集団―教師と仲間集団の心理学
7章 学校カウンセリング―学校で困難に直面している子どもへの心理的援助
8章 発達障害と教育―発達の遅れ・偏りと教育的支援
9章 教育評価―指導に評価をどのように生かすか
著者等紹介
新井邦二郎[アライクニジロウ]
1974年東京教育大学大学院教育学研究科教育心理学博士課程中退、1980年教育学博士。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
濱口佳和[ハマグチヨシカズ]
1992年筑波大学大学院心理学研究科博士課程中退。2001年博士(心理学)。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科教授
佐藤純[サトウジュン]
2000年筑波大学大学院心理学研究科博士課程修了、博士(心理学)。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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