医療における人の心理と行動

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784563057039
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C3011

内容説明

今後の医学・歯学教育は、基本的には文部科学省がとりまとめたモデル・コア・カリキュラムに準拠して行われる。このカリキュラムに付随して作成されたのが準備教育(教養教育)であり、その内容は「良き医療人を目指す医学・歯学教育の前提として身につけておくべき基本的な事項を整理して提示したもの」となっている。特徴的なのは、医療活動を高度なヒューマンサービス活動としてとらえ、心理学や行動科学の重要性が打ちだされている点である。本書は、この方針に従い、患者の心理や行動を理解し、円滑な医療を進めていくために必要な心理学・行動科学の基礎知識や基本的な考え方をまとめたテキストである。患者はもちろん、患者の家族や医療にたずさわる者の心理や行動についても解説し、実際の医療活動において役立てることのできる実践的な内容となっている。医学部や歯学部の学生はもちろん、看護や介護、福祉といった分野に進もうと考えている読者に好適な書である。

目次

第1部 行動理解の枠組み(行動の成り立ち;個人と適応;ストレスと適応;対人関係)
第2部 医療活動の行動科学的意味(病気への気づきと来院;医療面接;入院患者の心理;予後と予防)
第3部 患者・家族と医療従事者(ライフサイクルからみた患者の理解;家族;医療従事者に対するケア)

著者等紹介

生和秀敏[セイワヒデトシ]
広島大学大学院総合科学研究科教授、文学博士

井内康輝[イナイコウキ]
広島大学大学院医歯薬学総合研究科教授、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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