内容説明
本書は、ソンディ・テストの生まれた背景からはじめ、テストの理論、方法、解釈法などを一通り解説した後、診断的な活用例や治療的活用例を具体的な事例を通して紹介し、臨床現場での活用法について考究する。日本人で初のソンディ・テスト分析家の認定資格を取得した著者による本格的な実践的解説書である。
目次
第1部 臨床心理学におけるソンディ・テストの成立と発展(レオポルド・ソンディについて;ソンディ・テストのわが国における研究の歴史と変遷;ソンディ・テスト学の理論・方法・解釈法;ソンディ・テストを用いた標準的事例研究)
第2部 ソンディ・テストによる診断的活用(ソンディ・テストを用いた診断的個別研究;ソンディ・テストを用いた診断的集団研究)
第3部 ソンディ・テストによる治療的活用(ソンディ・テストを用いた治療的事例)
第4部 ソンディ・テストと他の心理療法との併用活用
第5部 心理臨床におけるソンディ・テストの活用法―治療的活用の意義・効果・限界(心理臨床におけるソンディ・テストの意義と活用法)
著者等紹介
松原由枝[マツバラユエ]
東京都生まれ。日本大学文理学部心理学科卒業。大正大学カウンセリング研究所カウンセリング技能修士課程(現大正大学大学院人間学研究科臨床心理学専攻修士課程の前身)修了。大正大学埼玉校舎学生生活相談室カウンセラー、川村学園女子大学文学部心理学科助手・学生相談室カウンセラー、専任講師・准教授を経て、川村学園女子大学大学院教授、心理相談センター長。文学博士(立正大学大学院文学研究科哲学専攻心理学コースへ博士論文提出)、臨床心理士・大学カウンセラー・認定心理士、ソンディ・テスト分析家(スイス、ソンディ研究所公認、日本人第1号)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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