- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > エッセイ
- > エッセイ アンソロジー
出版社内容情報
日本文藝家協会 編
編纂委員/角田光代、林真理子、藤沢周、堀江敏幸、町田康、三浦しをん
コロナ禍の中、表現者たちは、いったい何を見つめ、何を考えていたのだろうか。
この本を読むと2021年の空気が伝わってくる。
苦しいことだけではない。喜びやユーモアが、洗練された文章で綴られている。
日本語の美しさも感じとってほしい。
――本書編纂委員 林 真理子
日々の雑感、考察、失敗談から、亡くなられたあの方への追悼文まで…
さまざまな書き手たちが、「エッセイ」という枠組みのなかで書き記した2021年の記録。
この年に新聞・雑誌等の媒体に発表された中から選りすぐった、珠玉のアンソロジーです。
目次
部屋にいる感じ(武田砂鉄)
ロクな恋(李琴峰)
特に秘密、ありません(二宮敦人)
親父の枕元(原田宗典)
犬の建前(宇佐見りん)
いつか「コロナ福」だったと言える日(鷲田清一)
紙(内田洋子)
学び始める春 失敗を楽しむ(山本貴光)
おじいさんの空き地(瀬尾夏美)
落合博満への緊張感(鈴木忠平)〔ほか〕