マントル・地殻の地球化学

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  • サイズ A5判/ページ数 308p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563049034
  • NDC分類 450.13
  • Cコード C3344

内容説明

本書は、地球の中でも、主にケイ酸塩の固体物質からなるマントルや地殻の化学に焦点をあてたものである。はじめに、固体地球の物質的・化学的な側面について簡潔にまとめ、次に、固体地球化学の基礎となる元素の分配を今日的に扱う。そして、地球の誕生から直後の分化、現在の姿に至るまでの進化について述べたあと、物質循環、物質変化にかかわる問題を取り上げ、マントル・地殻の地球化学の全容がつかめるよう構成されている。

目次

1 固体地球の内部構造と構成物質
2 固体地球物質の化学と同位体組成
3 元素の分配
4 地球の誕生と形成直後の分化
5 マントル‐地殻系45億年の進化
6 大気・海洋の形成と進化
7 マントル・地殻における物質循環
8 堆積作用と地球表層環境の変遷
9 地殻内流体の関与する化学現象

著者等紹介

野津憲治[ノツケンジ]
1975年東京大学大学院理学系研究科化学専門課程博士課程修了。1976年筑波大学化学系講師。1987年東京大学理学部助教授。1995年東京大学理学部教授。理学博士

清水洋[シミズヒロシ]
1971年名古屋大学大学院理学研究科地球科学専攻修士課程修了。1977年神戸大学理学部助手。1989年東京大学理学部助教授。1995年熊本大学理学部教授。1999年広島大学理学部教授。理学博士
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