内容説明
近年ASIC設計において、爆発的に増大する複雑さを克服するために、ハードウェア記述言語(HDL)を駆使した手法が不可欠になろうとしている。Verilogは、いまほとんどの半導体ベンダーがASICの開発設計に採用し、最も発展しつつある設計言語である。この言語は、初期の概念設計段階における動作レベルから、設計工程後半の構造記述レベルまでをサポートし、階層記述によって複雑な設計にも対応できる優れた機能を有している。本書はそのVerilog発案者らにより著された本格的な入門書である。
目次
Verilog言語の概要
動作モデル
コンカレント・プロセス
論理レベル・モデル
ゲートレベル・プリミティブの定義
スイッチレベル・モデル
3種の大規模な記述例
語彙規則
Verilog演算子
Verilogゲートタイプ〔ほか〕